Q&A よく頂くご質問と弊社の回答
よくあるご質問を下記にまとめました。
下記には含まれないご質問等ございましたらお気軽にお問合せフォームよりご連絡ください。
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異物が有機物か無機物かにより分析方法が異なります。
有機物の場合はFT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)による分析が有効です。有機物の分子構造や官能基情報より異物の成分を推定します。
混合物の場合、測定される情報が複雑化するため、別途前処理が必要になる場合があります。
無機物の場合、EDS(エネルギー分散形特性X線分析装置)による元素分析が有効です。周期律表のB~Uまでの元素が定性でき、試料表面から数μmの深さまで検出可能です。検出した元素は簡易定量による成分比の算出が可能で、成分比から材料の推定を行います。
外観等により有機物か無機物かの判別が困難な試料の場合、まずEDS(エネルギー分散型蛍光X線分析装置)による元素分析を実施することを推奨します。分析対象が有機物の場合は主成分となる元素としてC(炭素)やO(酸素)が多く検出され、無機物の場合は無機元素が多く検出されます。
走査型電子顕微鏡を用いれば0.1μm程度の粒子でも観察可能です。目的とする倍率とサイズにより観察方法が異なりますので一度ご相談ください。
測定方法、検体数、混雑状況により異なりますが通常ご依頼いただいてから結果速報まで5営業日が目安になります。
試料の状態や測定方法により異なります。場合によっては採取方法や保管方法に注意が必要な場合もありますので、一度ご相談ください。
事前の打ち合わせにより調査目的をお聞きしたうえで分析方法をご提案させていただきます。可能であれば担当者が直接試料を拝見し、試料の由来や調査の背景などもお聞かせいただければ、より最適なご提案ができると思います。